自分が美味しいと思えるお米の探し方

自分好みのお米を探してみよう

世界で栽培されるお米

日本国内で栽培されているお米には、品種改良が重ねられ、さらに美味しいお米が増えています。 お米選びの指標として、特に飲食店を営む方は参考にする方も多いことでしょう。 牛肉のランキングの様に、「特A」から「B’」まで、5つの評価が与えられています。

米には様々な特徴がある

日本で栽培されている米にはさまざまな品種があり、その特徴も様々です。 炊飯した状態で、粒が際立っていて、舌触りが良く、噛み応えがある品種。 水分が比較的多く、モチモチした食感の品種。 噛めば噛むほど甘味を感じ、味わいのある品種など。 「米の食味ランキング」だけでは測れない特徴が多くあります。

おかずによってお米を選ぶ時代

国内で栽培されているお米の品種は800以上。 その特徴も様々なため、自然とおかずとの相性や調理方法によってベストマッチの品種が変わります。 おかずや調理方法によってお米を変える、ということも可能でしょう。 おかずとお米の相性が良い組み合わせが気になる人も多くいます。

食味ランキングという制度

古代から、日本人の食を支えてきたお米。
現代ではパンやパスタを食することも増えていますが、食卓にご飯が登場することはまだ多くあります。
特に、日本のお米は美味しいと、海外の方に人気があるのはご存じでしょうか?
中国の富裕層の方は、わざわざ日本の米と炊飯器を購入しているとか。
日本で食べられている米は、そもそも、海外米とは品種が異なります。
世界で栽培されている食用の米は大きく分けて3種類に分類されます。
世界の生産量の8割を占めているのが、1993年に米不足が起こった際に大量に輸入された「インディカ米」です。
長粒種といわれ、細長い形状で水分が少ないため、ピラフやカレーなど汁気のあるものと一緒に食べられていることが多いもの。
長粒種は中国、タイ、ベトナムやバングラデシュなど広い範囲で栽培されています。
日本でよく食べられているのは「ジャポニカ米」といわれ、朝鮮半島や中国、ヨーロッパの一部で栽培されています。
3つ目が「ジャバニカ米」で生産量が極めて少ない品種です。
ジャワ島やアジアの熱帯地域、イタリア、スペインで栽培されています。
幅が広く大粒で、粘りのある味のお米。
パエリアやリゾット等によく使われています。
こうしてみると、日本で主に食されている「ジャポニカ米」は、柔らかい触感、噛めば噛むほどに「うまみ」が感じられるため、米だけでも美味しく食べることができる品種というのがわかります。
世界的に見ても、美味しいという評価を受けている日本のお米には、その美味しさに対して、牛肉のランク付けと同じようにランク付けされているのです。