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おかずによってお米を選ぶ時代

お米の特徴とおかず

食事が西洋化していることから、従来の日本食以外のハンバーグやカレーなど、濃い目の味わいのおかずが食卓に乗ることが増えました。
こうした置かずには、モチモチとした食感と、甘みの強いお米が合います。
口の中で咀嚼することで、濃い味付けのおかずに負けず、口の中で両者が絡み合い、うまみを演出します。
噛み応えがしっかりしていて、甘みのある味わいのお米は、親子丼や牛丼など、つゆを楽しむおかずに向いています。
汁を受けても粒がしっかりとしているので、口の中でお米とつゆのマリアージュがたのしめます。
刺身や焼き魚など、素材のおいしさを活かした和食に合うのはしっかり下食感であっさりしているお米がよく合います。
冷めてもおいしい、しっかり食感とあっさりした味わいのお米は、おにぎりなどに向いています。


数ある品種を食べ比べてみる

日本で栽培されているお米だけで800種類以上あります。
その中で自分にあった品種を選ぶのは至難の業。
「食味ランキング」は参考になりますが、食感や味は個人差があります。
一番良いのは、実際に食べてみることです。
でも、普通に売られているお米は5kgや10kgと、食べきるまでに日数がかかります。
そんな時に便利なのが、少量のお米が複数セットになった「食べ比べセット」などを購入してみるという方法です。
産地ごとの品種を詰め合わせたセットや、「お米マイスター」と呼ばれる専門家の方が選んだ品種がセットになったものなど、さまざまなものがあります。
通販サイトなどで見つけることができます。
また、ふるさと納税の返礼品として用意している自治体もありますので、利用してみてもよいかもしれません。


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